こんにちは、「世界一簡単なカードゲームの教科書」著者、後藤寛です。
私は中国輸入自社ブランド販売をメインに行っていますが、なんといっても長期間安定して商品が売れ続けるのが魅力です。
毎月安定して売れる商品を販売しないと、生活できる収入が確保できなくてビジネス継続が難しくなります。
せどり・転売が長期的に稼ぐのが難しいのは安定した仕入・販売ができず、常に新商品を仕入れしないといけないからです。
自社ブランド販売はアリババ・タオバオの商品をそのまま、あるいは改良して販売します。
売切れたらリピート仕入れができるので、売れる商品ページを作れば後は販売を継続するだけです。
売れる商品ページができる→また新しい商品ページを作るを繰り返せば、やがて大きな利益を積み上げることができます。
私の扱っている商品でももう５年以上売れ続けている商品も多く、むしろ５年経った方がSEOが上がったりSNSでバズったりしてもっと売れます。
【中国輸入】Twitterでバズってランキング１位を獲得する方法
ただ５年以上売れ続けるようなロングテール商品を作るために、扱ってはいけない商品も存在しています。
今回の記事ではロングテール商品に向かないジャンルを３つ紹介します。
売れてる商品ならすぐ販売していいんじゃないの？
転売・せどりならいいんですが、自社ブランドでは注意が必要です
トレンド商品（ブーム商品）
今年は「鬼滅の刃」が大ブームとなり、あらゆる関連商品がバカ売れしました。
こうしたトレンド商品はブームが過ぎると下火になり、どうしても売れ行きが下がってしまいます。
もちろんポケモンや遊戯王のようにブーム後も安定して売れる商品はたくさんありますが、ピーク時と比べるとどうしても需要は落ちていきます。
ブーム時の勢いが続くと思って大量仕入してしまうと、ブーム沈静化で不良在庫を抱え込むことになりかねません。
ブーム時は勢いに乗って売りまくりべきですが、長く続くと考えずに利益をほかの商品や投資に回してリスクヘッジをしておくことをオススメします。
特需・季節商品
特定の時期にしか売れない特需・季節商品も要注意です。
例えば以下の商品です。
・サンタ衣装、クリスマスツリー
・ハロウィングッズ
・鬼の仮面（節分）
・水鉄砲
など
上記のような商品は対象時期は飛ぶように売れますが、旬が過ぎると一気に売れなくなります。
クリスマス関連は特に顕著で、クリスマスを過ぎると全く売れなくなります。
相乗り転売やメルカリで売る分にはいいですが、Amazonの場合売れなくなる事でSEOが下がる上に売れ残ると１年間資金が寝た状態になります。
Amazonでは毎日商品を販売してSEOを上げていくことが大切なので、致命的な問題といえます。
特需商品を販売する場合、時期の３か月前から在庫を用意して対象日の１～２週間前には売り切るようにする事をお勧めします。
サンタ服の場合は９月頃に仕入・販売をスタートして１２月１５日頃には在庫を売り切るイメージです。
３か月前から販売する事で需要が高まるまでにSEOを上げ、駆け込み需要前に売り切ります。
もし在庫が余っても１週間の猶予があればセールをして売り切るなどができるためです。
特需商品の注意点として、特需といっても「その時期にしか売れない商品」と「時期以外でも売れる商品」を見分けることです。
例えば夏向けの商品だと水鉄砲が前者で水着が後者になります。
水鉄砲は夏の時期しかほぼ売れませんが、水着はイベント撮影や海外旅行・温水プールなどで初以外でも需要があります。
水鉄砲は特需商品ですが、水着は１年を通して売れるが夏に特に需要がある商品と考えることもできます。
最新機能を搭載した家電・ガジェット
イヤホンやドローンのような最新家電・ガジェットは、常に機能のバージョンアップや新型の開発が行われます。
今年は最新鋭の商品でも、１年もすれば型落ち商品となって魅力も需要も激減します。
そのため継続して同じ価格・同じ数量販売することは難しく、絶えず新商品を開発する事になります。
総代理店であればメーカー側が新商品を開発してくれますが、自社ブランド販売の場合は自分で企画・開発する必要があるので大変です。
よほど高利益か自分が好きな商品でなければ避けた方がいいでしょう。
ただイヤホンであっても例えばコンビニに置かれているような安価な商品はロングテールで売れている事もあるので、扱うならそういう商品にすべきです。
最後に
- トレンド商品、季節商品、最新ガジェットは自社ブランドには向かない
- 一時的に利益を稼ぐにはいいが、通年で売れる商品を扱って安定性を図るべき
- 特需時期以外でも売れる商品は上記でもあるので、リサーチで分析するべき
毎月安定して売れる商品を販売しないと、生活できる収入が確保できなくてビジネス継続が難しくなります。
今回紹介した商品は一時的に大きな利益を稼ぐ手段にして、その利益を元手に通年で売れる自社ブランド販売を行うことをオススメします。
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