【SEO】amazon広告レポートは2週間以上前のデータを参考にすべき理由

中国輸入

こんにちは。
世界一簡単なカードゲーム販売の教科書」著者の後藤寛です。

 

 

商品の売上を上げるためにはセッション数(商品ページの閲覧数)を増やす必要があり、そのためにはSEO対策を行います。

 

人の来ない店が閉店するように、セッション数のない商品ページは売れずに消えていきます。

 

Amazon販売の場合はセラーセントラルの「ビジネスレポート」からセッション数などのデータを確認できます。

 

売れるためにはアマゾンのスポンサープロダクト広告(SP広告)を使うことがほぼ必須ですが、SP広告もレポートを出す事ができます。

 

ただ1点注意点があり、SP広告の売上がレポートに反映されるまで、最大2週間かかる事です。

そのためSP広告では基本的に2週間以上前のデータを出した方がいいです。

 

なんで広告レポートの反映に2週間もかかるの?

後藤寛
後藤寛

広告はクリックされてすぐ売れるとは限らないからです

 

なぜ、アマゾン広告のデータ反映に2週間かかるのか?

広告はあくまで顧客の目に商品が止まりやすくなるだけで、すぐに商品がバンバン売れるというものではありません。

 

いくら広告を打ちだしても、魅力のない商品や顧客ニーズのない商品は売れません

 

また、広告を見て顧客がすぐ商品を買うわけではく、大半の人はページを見て興味を持ち、他のページと見比べたりして悩んでから購入します。

 

クリックするという事は少なからず商品に興味があるため、色々調べた結果数日後に購入するケースも多々あります。

 

そうなると「クリックした時に購入」だけを広告売上と計測してしまうと正確なデータが図れなくなります。

 

そのためSP広告に限らず多くの広告レポートは、広告をクリックしてから数日~数週間の間に購入した顧客も計測するようにしています。

 

AmazonSP広告はクリックされてから反映されるまで2週間かかる仕様なので、広告レポートを出す場合は最低でも2週間前のデータを取るようにしないと正しいデータが計測できません。

 

後藤のアマゾンSP広告の精査方法

私は現在、広告レポートは大体15日に先月分のデータをダウンロードして精査しています。
(新商品を扱う場合は3~7日ごと、あるいは月初めに精査する事もあります)

 

私がSP広告を始めた頃は商品種類も多く、1~2週間ごとに広告レポートを出し、半日近く広告精査に時間をかけていました。

 

その後広告データを自動でまとめてくれるツールを利用し、現在は精査が終わっているので月1回、しかも30分以下の時間で終わるようになりました。

ツールは残すべきキーワードや優秀なキーワードを色付きで表示できるので、広告精査に使う労力と時間が一気に10分の1になりました。

 

今は主力商品の広告精査が終わっているので1~2か月の簡単な見直しで終わるようになりましたが、最初のうちはツールを利用して時短と優秀なキーワードの選出を行った方がいいです。

・アマゾン広告精査ツール
Ada(初月無料・月額9800円)

使い方動画

http://ashita-kaizen.com/l/c/jg3TmCXq/9JZLlwCA

 

アマゾンSP広告はやるべきなのか?

結論から言うと、amazonで販売する以上アマゾンSP広告は必ず使うべきです。

 

誰もが欲しがる人気商品で自分だけが独占して販売できるなら別ですが、大抵の商品は類似品が存在したりライバルが多数います。

 

特に自社ブランド販売の場合、既存の人気商品を改良して販売するため販売時点でライバルがいる事が当たり前です。

しかし改良した時点で類似品より優れている(売れやすい)ため、広告を打って露出を増やせば売れる可能性が高いのでSP広告の活用は超重要です。

 

SP広告の場合、以下のやり方で優秀なキーワードの選出と整理を行いいます。

 

・オート広告を1週間ほど行い、優秀なキーワードを選出
・マニュアル広告に優秀なキーワードを完全一致・フレーズ一致に入れる
・フレーズ一致で優秀なキーワードがあれば完全一致に追加
・オート広告&部分一致でもキーワード選出&不要なワード整理
・不要なキーワードは除外設定にして無駄な広告費削減
・優秀なキーワードは商品ページのタイトル、仕様、説明にも追加

 

詳細は過去の記事で解説しています。

 

最初のオート広告は不要なキーワードも拾ってしまい費用が高くなるので、資金の少ない人はセラースプライトを使ってキーワードを厳選するのも手です。

 

広告は面倒くさい! でも長期的なリターンが大きい

広告の精査は正直面倒くさい作業です。

  

しかしそれだけの作業でコスト削減&利益アップを両立できるため、長期的に見てこれほどのリターンの高い作業もありません。

 

精査を行うことで「利益>広告費」を達成しやすくなり、広告を打てば打つほど黒字になります。

 

広告を打ち続ける事でさらに優秀なキーワードも集まりますし、広告費2.78%で29万8千円の売上を出すこともあります。

 

さらに優秀なキーワードを知っていれば、アマゾン以外の販路で販売する場合も商品の売上増加を狙えます。

 

優秀なキーワードが商品ページに入っている=商品ページが目に触れやすい」という事なので、アマゾン以外のSEO対策でも有効な手段です。

 

今は販路拡大もセールモンスターで固定費無料&300商品無料出品ができるので、販路を増やして売上をさらに伸ばせます。

 

セールモンスターについてはこちらのブログで詳細を確認してください。

 

ネット販売を行う以上SEO対策は必須ですし、リターンも非常に大きいため必ず身に着けるべき知識です。

 

最後に

  • スポンサープロダクト広告は2週間以上前のデータを取る
  • 広告精査によって無駄な広告費を削減し、売上を増やせる
  • 商品ページに優秀なキーワードを入れればSEO対策になる
  • 優秀なキーワード販路拡大時にも強い武器になる

 

SP広告に限らず、広告はお金がかかります。

 

ただ利益が広告費を上回れば赤字になる事はないので、まずはオート広告を打ってみて採算が取れるか確認する事をオススメします。

 

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