こんにちは。
副業・物販支援専門家の後藤寛(ごとうひろし)です。
儲かる系のビジネス広告を見ると、
「ノーリスクで儲かる」
「何もしなくても月収〇万円」
など、リスクが少ない事が謳われている事が多いです。
なぜこういった文章が多いかというと、結局こういう楽して儲かる、リスクなく儲かるという文章が人の注目を集めるからです。
私のブログやSNSでは自社ブランド販売を
「最初は大変だけど、仕組み化すれば自由な時間も利益も増える」
と書いていますが、やっぱり受けは良くないです。
ビジネスを始めたいという本気の方に学んでもらうのが目的なのでいいのですが、コンサルやスクール参加者を集めるのが主目的になると、「楽して儲かる」というのは最高の謳い文句になります。
リスクゼロとはいかなくても、例えば中国輸入→メルカリ転売は1万円もあればスタートできますし、無在庫転売はカードがあればゼロ円スタートできます。
資金がない人やローリスクで始めたい人にはオススメできますが、注意してほしいのは
「お金がかからない=ローリスク」ではないという事です。
こういうビジネスは気軽に始められる分ライバルが多く、基本的に低利益での薄利多売になります。
誰でも始められるわけですし、資金的余裕がないからすぐ価格競争が起こり、赤字になる事も多くなります。
小資金で済む事は確かにローリスクですが、ライバル増加や価格競争を考えると、利益を取るという点ではハイリスクにもなります。
もちろんその中でも商品選定をしっかり行えば利益は出ますし、少しずつ資金を増やしていけます。
ただ本業や資金がある人がローリスクビジネスに手を出すと、かえって茨の道を進む羽目になります。
参入障壁の高い方がライバルも少なく利益率も高くなる事が多いので、しっかり自分の資金や時間の余裕を理解してビジネスを始める事をオススメします。