こんにちは。
副業・物販支援専門家の後藤寛(ごとうひろし)です。
新型コロナウィルスの影響で、市場の需要がかなり変わっています。
マスクや除菌グッズの他、在宅ワークや自宅の娯楽グッズなどの人気が急激に上がっています。
当然、今そういった商品を販売すれば飛ぶように売れていきます。
しかし、だからと言って今売れている商品を安易に仕入れるのはオススメしません。
何故ならこの需要は新型コロナウィルスによる一時的なもので、今後も続くとは限らないからです。
今回の記事では、コロナによる需要変化時の仕入れやリサーチをどのように行うべきかを解説します。
今で売れる商品か、今後も売れる商品かの見極めが重要です!
コロナによって商品需要が2極化
コロナの影響でホビーランキングが●●で独占?
現在はコロナの影響で、商品需要が2極化しています。
売れている商品はとことん売れ、逆に売れない商品は全く売れなくなっています。
例えばホビーのランキングを見ると、マスク用の紐が上位を独占しています。
ホビーの上位は通常アニメ系グッズが占めているので、いかにコロナが市場に影響を与えているのかがわかります。
マスク転売は法的な規制が入りアマゾンでも出品停止や価格制限が行われていますが、マスク紐は本来ハンドメイド用のアイテムなので規制対象外のようです。
そのため、今アマゾンで販売しても問題ないですし、今販売すれば飛ぶように売れていきます。
しかしこれはあくまでコロナの影響による特需である事を忘れてはいけません。
特にマスク需要はコロナが収束すれば一気に落ち着くため、ここで焦って大量仕入れすると、販売時にはすでに市場が落ち着いていて売れなくなり、不良在庫になる可能性があります。
ホビー以外のランキングでも、今まで売れていた商品が全く売れなくなったり、逆に売れなかった商品が爆売れするなどの自体が多発してます。
アマゾンで売れている商品・売れていない商品
アマゾンで今売れている商品としては以下になります。
インドア系商品
ルームウェア
室内トレーニング器具
ゲーム関連商品
ゲーミングチェア
ボードゲーム
逆に売れない商品は以下になります。
アウトドア関連
トランク
旅行グッズ
基本的に旅行グッズなど外出系の商品は売れなくなり、自宅で過ごすゲームやトレーニング器具などインドア系グッズが売れています。
本来旅行グッズはGWや夏休み前になるこの時期が特に売れるので、コロナが与えた影響がよくわかります。
現在の売れ行きを元に仕入れ・今後の販売計画を立てない方がいい理由
今物販で好調な商品も不調な商品も、コロナの影響を受けている事である可能性が高いので注意してください。
中国輸入している人でも売上200%増の人もいれば、80%ダウンしているストアもあります。
私のストアでも、3月なのにクリスマス需要並みの売上を出している商品もあれば、全く売れない商品もあります。
今は売れる商品・売れない商品がハッキリ分かれているので、今の売上を元に今後の販売計画は立てない方がいいです。
例えばマスクは通常の数倍の価格でも飛ぶように売れていますが、コロナが収束したりマスクの供給が回復すれば、あっという間に価格も下がるし売れなくなります。
今の時点でも高額マスクは余り始めていて、一気に価格下落が始まっています。
4月までの売上を元にマスクを大量発注すると、夏以降に地獄を見る可能性があります。
またマスクや除菌グッズは規制が厳しくなっているので、出品しても商品ページが削除される可能性もあります。
在宅グッズあたりは今後も需要は続くと思いますが、時間が経てば落ち着いてくるので、今の特需状態を見て大量発注すると過剰在庫になってしまいます。
コロナ収束後の事も見越して、仕入れ数は慎重に検討してください。
中国仕入れはほとんど回復状態にあるので、リピート仕入がしやすくなっているのも追い風です。
リサーチはコロナ前のデータもしっかり確認するべき!
現在のリサーチする時に重要なのは、コロナ前の2019年の販売データをしっかり確認する事です。
2020年の販売数はコロナの影響を受けているため、収束後に一気に需要が落ちる可能性があります。
また今売れていない商品もコロナの影響だったり、逆に売れすぎて在庫切れになっているケースもあるので、在庫数の確認も行うべきです。
リサーチをする時はモノレートで去年のランキング変動を確認して、販売数をしっかり決めるようにしてください。
去年のデータがない商品に関しては現在の販売数を見つつ、過剰在庫・不良在庫にならない数量仕入てテスト販売してみるのも手です。
中国輸入のリサーチはページ下のLINE@口座から学ぶか、過去ブログを見てみてください。
まとめ
- コロナの影響で需要が2極化している
- 売れる商品、売れない商品の差が激しい
- インドア系商品が人気で、旅行系商品は需要激減
- 今の売上はコロナによる特需のケースの可能性あり
- 仕入の時は2019年のデータを確認する
今はコロナで倒産も相次いでいますが、商品や店舗によっては特需で最高益を出しているところもあるので、徹底してリサーチをしてチャンスを手にしてください!