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イーウーパスポートのオフィスプラン|11年使って分かった損益分岐

イーウーパスポートのオフィスプラン|11年使って分かった損益分岐 リサーチ
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こんにちは、後藤寛です。

中国輸入を続けていると、ある時期から代行会社への支払いの中身が変わってきます。

最初は商品代と送料がほとんどでした。 それが仕入れの量が増えるにつれて、検品やラベル貼りといったオプション代が、毎月じわじわと積み上がっていきます。1個あたりは数元なので気になりませんが、数千個になると話は別。

私はこの段階で、イーウーパスポートのオフィスプランに切り替えました。2015年から、今も使っています。

先に結論から。 月に1,600個前後を仕入れるようになったら、検品とラベル貼りを代行に頼むより、自分のスタッフを置いたほうが安くなります。

この記事では、11年使ってきた中で変わったこと、困ったこと、そしてこの「1,600個」をどう計算したかをお話しします。

 

オフィスプランは、義烏に「自分の席」と「自分のスタッフ」を持つ仕組み

イーウーパスポートのオフィスプランでは、中国・義烏にあるオフィスビルの中に、自分の席を借りられます。

場所は、世界最大級の卸売市場「福田市場」のすぐ近く。 共用デスクを1席ずつ借りる形と、鍵のかかる完全個室の形があります。家賃と空室の状況は公開されておらず、担当者から案内される仕組みです。

この席で、自分専用の現地スタッフを雇えます。 募集と面接の手配までイーウーパスポートが手伝ってくれて、面接はZoomで直接。

検品や保管が必要なときは、車で15分ほどの物流センターも使えます。オフィスで事務作業をして、荷物は物流センターで扱う、という分け方です。

 

私がスタッフに任せていること

既製品を仕入れて売っていた頃は、スタッフは2名でした。

任せていたのは、商品のリサーチと検品。
以前はどちらも代行会社に手数料を払って頼んでいた作業で、それが自分のスタッフの仕事に変わりました。

その後、仕入れの中心を既製品からOEM(自社ブランドの商品づくり)に移しました。
現地での作業が減ったので、今はスタッフを1名にしています。

現在のスタッフの仕事は、作業より交渉が中心です。
工場へのOEMの依頼と、メーカーとの代理店契約の交渉。

中国語で直接やりとりできる人が自分の側にいると、工場やメーカーとの話が早く進みます。

スタッフは、仕入れ方に合わせて増減できます。
ここは、固定費の重い日本の事務所とは違うところです。

 

雇って変わったのは、手数料が消えて仕入れを増やせたこと

いちばん大きかったのは、お金の流れです。

イーウーパスポートに払う月額は、29,800円から9,800円に下がりました。
代わりに義烏のオフィスの家賃と、スタッフの給与が毎月数千元かかります。

ここだけ見れば、出ていくお金は増える計算。

それでも、リサーチと検品の手数料がなくなりました。
浮いた分で仕入れと配送の数を増やせたので、差し引きではプラスです。

 

困ったのは、スタッフが辞めたときと、人件費が上がっていくこと

人を雇う以上、避けられないことが2つ。

ひとつは、スタッフが辞めたときに補充が必要になること。
次の人を探して、仕事をもう一度教えるところからやり直しです。

もうひとつは、昇給や保険料。
長く働いてもらうほど、人件費は少しずつ上がっていきます。
「給与○元で雇ったから、ずっとこの金額」とはなりません。

この2つを込みで考えても、私は自分のスタッフを置くほうを選んでいます。

 

何個仕入れたら得になる? 給与5,000元で計算すると月1,563個

ここからは、公式の料金表で計算します。 スタッフの給与は、仮に月5,000元とします(約12万円。1元=24円)。

イーウーパスポートの有料会員が検品とラベル貼りを頼むと、1個あたり次の金額がかかります。

  • お任せ検品:3元〜/点
  • 商品ラベルの印刷と貼り付け:0.2元/枚

合わせて1個3.2元。 5,000元 ÷ 3.2元 = 1,563個。

月に1,563個、1日に直すと52個ほどを超えて仕入れるなら、検品とラベル貼りを頼むより、スタッフの給与のほうが安くなります。

たとえば月に2,000個仕入れる場合。
検品とラベル貼りだけで6,400元(約15万円)かかりますが、スタッフなら5,000元です。

OPP袋への詰め直し(1元/点)まで頼むなら、差はもっと開きます。

ただし、これは給与だけで比べた数字です。

実際には義烏のオフィスの家賃もかかりますし、昇給もあります。
その分スタッフはリサーチや工場への依頼、メーカーとの交渉もしてくれます。

家賃は担当者に聞いて、自分の仕入れ量で計算し直してください。

※料金は2026年11月時点で公式サイトを確認したものです。

 

最初は無料プランから。オフィスはその先で十分です

ここまで読んで「自分もスタッフを」と思った方へ、ひとつだけお伝えさせてください。

月に何十個という段階で、オフィスプランを選ぶ必要はありません。

代行会社への手数料が、スタッフの給与を超えるくらいの量になってから考えれば十分です。

今のイーウーパスポートには、月会費0円の「FREE」プランがあります。 私が使い始めた頃にはなかったプランです。

FREEプランの中身は、公式の料金表ではこうなっています。

  • 月会費:0円。そのかわり、システム内で注文した商品に5%の仕入手数料
  • 検品:相違検査(注文どおりの商品か)は無料、お任せ検品は4元〜/点
  • 無料保管:30日。連絡はシステム内のチャットだけ

専任の担当者がつかず、問屋・市場の商品の買い付けや仕入先のリサーチは使えません。
ただ、ネットで注文して日本へ送るところまでなら、固定費ゼロで始められます。

上のプランに移る目安も、計算で出せます。
有料のGOLDプラン(月29,800円)は仕入手数料が無料なので、FREEの5%が29,800円を超えるところ、月の仕入れ額でおよそ60万円が分かれ目です。

FREEで始める
→仕入れ額が月60万円を超えたらGOLD
→検品とラベル貼りが月1,600個を超えたらオフィス。

私なら、この順番で上げていきます。

代行会社の選び方そのものは、中国輸入の配送代行3社比較|11年変えない私が初心者に勧める1社にまとめました。

検品やラベル代を計算に入れずに利益を見ていると、量が増えるほど手残りが合わなくなります。

手数料まで含めた利益の出し方は、中国輸入の利益計算式|関税・送料込みで赤字を防ぐ2つの基準で解説しています。

スタッフに任せる作業と自分で決めることの線引きは、AIに任せる場合も同じ。
AIで中国輸入はここまでラクになる|初心者がまず任せるべき4つの作業も参考になるはずです。

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まとめ

イーウーパスポートのオフィスプランは、義烏に自分の席を借りて、自分のスタッフを雇える仕組みです。

私は2015年から利用し続けています。
スタッフは仕入れ方に合わせて2名から1名に減らしましたが、リサーチと検品の手数料がなくなった分、仕入れを増やせました。

今はOEMの依頼やメーカーとの交渉も任せており、なくてはならない存在です。

給与を月5,000元とすると、損益分岐は月1,563個。
この数を超えて検品とラベル貼りを頼んでいるなら、あなたもオフィスプランを検討する時期です。

まだ届いていないorこれから始める場合、まずは月会費0円のFREEプランで仕入れの量を増やしてください。

 

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それでは!

 

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