こんにちは、後藤寛です。
中国の国慶節が、明日10月7日で明けます。
「これでやっと荷物が動く」と思った方。
残念ながら、8日にすぐ配送されるわけではありません。
物販を15年やってきて、連休明けの読み違いで年末の在庫を切らした人を何度も見てきました。
今日は、明けてからの遅れがいつまで続くか。
そして年末商戦に間に合わせるにはいつまでに発注すればいいかを書きます。
2026年の国慶節は10月1日から7日まで
今年の連休は10月1日(木)から10月7日(水)の7日間でした。
振替出勤日は9月20日(日)と10月10日(土)。明けた週の土曜日も、中国側は営業日です。
再開の案内は10月8日が多いものの、日付は会社ごとに違います。
利用している代行の告知は、必ず自分で確認してください。
明けてすぐには届かない
連休が明けた瞬間に正常化する、と考えるのは危険です。
10月8日に再開したとして、その日に全員の注文がいっせいに流れ込みます。
工場も代行も物流も、同時に混雑する。
通常なら3日で出る荷物が、1週間かかることは普通にあります。
私の感覚では、完全に元のペースに戻るのは10月中旬。
明けてすぐ発注した荷物でも、手元に届くのは10月下旬を想定しておくと安全です。
「遅い」と催促を重ねるより、最初から遅れる前提で組んだほうが、精神的にもずっと楽になります。
年末に売るなら、10月中旬の発注が最後のライン
ここが今日の本題です。
11月のセール、12月のクリスマス商戦。
ここで売るつもりなら、10月中旬までの発注がほぼ最後のチャンスになります。
連休明けに発注する。混雑で遅れる。
検品して、FBAに納品して、受領されるのを待つ。
この工程を積み上げると、11月頭に売り場へ並べるには、10月中旬には動き出していないと間に合いません。
しかも年末に近づくほど、国際物流は混みます。
11月に入ってから慌てて発注したものは、年内の商戦に間に合わない事も。
商品によっては11月でも間に合うケースはありますが、年末は需要が増えて販売数も増加するので、早いに越した事はありません。
明けたら、迷っている商品から先に決めてください。
届くまでの空白に、何をするか
発注しても、届くのは早くて10月下旬。
それまでに在庫が切れそうなら、やることは3つです。
ひとつ目は、在庫の残り日数を数えること。
何日分あるかが分かれば、切れるかどうかが判断できます。
ここが曖昧なまま「たぶん大丈夫」で進むのが、いちばん危ない。
ふたつ目は、切れそうな商品の広告を絞ること。
在庫が無くなってから売れても意味がありません。
在庫切れでランキングを落とすほうが、よほど痛い。
広告費を止めて、在庫を少しでも長く持たせます。
三つ目は、日本国内で代替できないか探すこと。
同等品が国内の卸で手に入るなら、原価は上がっても欠品は避けられます。利益率は落ちますが、売り場を空けるよりはましです。
在庫の残り日数を数えるとき、私は「月に何個売れたか」をそのまま使いません。
在庫が切れていた日があると、その月の販売数は実際より少なく出るからです。
在庫があった日だけで割り直すと、本当の売れ行きが見えます。
止まっていたのは、9月下旬からだった
ここからは来年のための振り返りです。
今年は9月25日が中秋節でした。国慶節の1週間前です。
そこから国慶節まで数日しかないため、中秋節のあたりから帰省を始める人が出てきます。
カレンダー上は営業日でも、工場の返信は遅くなり、実態は連休に入りかけていました。
代行会社の発送締切も、連休初日より前に来ます。
公開されている告知を見ると、便によっては9月24日で締切というところがありました。
つまり今年の国慶節は、実際には9月下旬から10月中旬までが影響範囲。
カレンダーの7日間より、ずっと長いんですね。
来年のために、カレンダーを先に押さえる
中国の大型連休は年2回、春節と国慶節です。春節は2月前後で、国慶節より止まる期間が長い。
どちらも発注リミットは連休の1か月前だと思っておくと、ほぼ外しません。
工場の稼働、代行の締切、国際輸送の混雑。この3つが順番にずれ込むからです。
毎年同じところでつまずく人は、カレンダーに入れていないだけ。
今年の締切がいつだったかをメモしておけば、来年は同じ失敗をしません。
その代行がどれだけ早く告知を出してくれるかも、選ぶときの基準になります。
私が11年同じところを使い続けている理由のひとつがこれです。
代行選びの考え方は中国輸入の配送代行3社比較にまとめました。
まとめ
2026年の国慶節は10月7日で明けます。
ただし荷物の流れが元に戻るのは10月中旬。
明けてすぐ発注しても、届くのは10月下旬と見ておいてください。
年末商戦に間に合わせるなら、発注は10月中旬までに。
届くまでに切れそうな商品は、在庫日数を数え、広告を絞り、国内の代替を探す。
連休そのものは変えられません。
変えられるのは、明けてからの1週間の動き方だけです。
仕入れ値と送料から赤字にならない価格を出す方法は、中国輸入の利益計算式|関税・送料込みで赤字を防ぐ2つの基準に書きました。
年末用の発注数を決める前に、一度目を通してみてください。
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最初の1商品をどう選ぶか。在庫を抱えずに試す方法。15年かけて作った数字の基準。このあたりを、読む順番も含めてまとめました。
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