こんにちは、後藤寛です。
私のところには、こんな相談がよく届きます。
「毎週3〜4時間リサーチしているのに、利益率は10%台。ライバルだらけで値下げ合戦。正直、もう疲れました」
その気持ち、痛いほど分かる。
だから先に、いちばん大事なことをお伝えしておく。
あなたが疲れているのは、努力が足りないからではない。「仕入れ先」の構造の問題です。
今日は、同じメルカリ販売でも仕入れ先を変えるだけで利益率がどう変わるのか、実際の数字で書いていく。
せどりが「疲れる」3つの構造的な理由

まず、なぜせどりが消耗しやすいのかを整理したい。あなたの能力の話ではなく、仕組みの話だ。
① 毎回ゼロからリサーチが必要
店舗せどりは「その日、その店にあるもの」が勝負になる。
同じ商品が来週もあるとは限らない。
だから毎週リサーチをやり直すことになる。
いつまでたっても積み上がらないのだ。
(リサーチそのものに詰まっている場合、「リサーチしても商品が見つからない」の正体 も合わせて読んでほしい。見るべき数字を1つに絞る話を書いている)
② 誰でも同じ商品にたどり着ける
仕入れ先が同じ店舗である以上、他のセラーも同じ商品を見つける。
結果として同じ商品に出品者が並び、値下げ合戦になる。
③ 利益率の上限が構造的に決まっている
店頭価格は「すでに小売価格」だ。
そこから割引された値段が仕入れ値になるので、抜ける利幅は最初から限られている。
どれだけ頑張っても、10〜15%あたりで頭打ちになる。
つまり、努力の量ではなく、戦っている場所の問題なのだ。
中国輸入に切り替えると、数字はこう変わる

では、販売先はメルカリのままで、仕入れ先だけを中国に変えるとどうなるか。
私が実際に使っている計算式は以下
利益 = 売値 −(仕入れ値 + 国際送料 + 代行手数料 + 販売手数料 + 関税 + 国内送料)
具体的な数字で解説すると以下。
項目金額
売値(メルカリ)2,500円
仕入れ値500円
国際送料200円
代行手数料50円
メルカリ手数料(10%)250円
国内送料200円
利益1,300円
利益率52%
送料も手数料も関税も、全部引いた上で52%。
せどりの10〜15%と比べると、同じ1個を売る労力で得られるものがまるで違う。
同じ「メルカリで売る」という行為なのに、仕入れ先が変わるだけでここまで差がつく。
利益率は、値付けより「どの商品を選ぶか」で決まります。
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なぜ中国輸入だと利益率が上がるのか

理由はシンプルで、仕入れているのが「小売価格」ではなく「卸価格」だから。
1688やタオバオで並んでいるのは、工場や卸業者が出している価格。日本の店頭価格とは、そもそも土俵が違う。
さらに、せどりで消耗していた3つの問題も同時に消える。
- 積み上がる:
同じ商品を何度でも仕入れられる。売れる商品が見つかれば、それがそのまま資産になる。 ライバルが少ない:
「中国語が必要そう」「難しそう」という思い込みで、参入する人が圧倒的に少ない - 上流に行ける:慣れればOEMやオリジナル商品に進める。せどりには存在しないルートだ
3つ目の「上流」については、転売という「労働」から、OEMという「資産」へ に詳しく書いた。
今すぐでなくていいが、行き先を知っておくと選ぶ商品が変わる。
ちなみに「中国語ができないと無理では」とよく聞かれるが、これは誤解。
日本語対応の代行業者に商品URLを送るだけでいい。私も注文で中国語を使ったことはほぼない。
具体的にどの代行会社を使えばいいかは、【19,600円→0円】THE CKBを利用して中国輸入で無在庫販売を始める方法 にまとめてある。
初心者はここから始めれば間違いない。
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ただし、これを守らないと結局赤字になる

ここからが本題だ。
利益率が高いからといって、誰でも自動的に稼げるわけではない。
基準を持たずに仕入れると、中国輸入でも普通に失敗する。
正直に言う。
私も最初は失敗のデパートだった。
最初に仕入れたのは、LEDライト付きのスマホケース。30個。理由は「自分がカッコいいと思った」から。
結果、売れたのは3個。在庫27個が部屋の隅に残った。
そこで学んだルールは、たった1つ。
「自分が好きか」ではなく「すでに売れているか」で選ぶ。
そして、数字の基準を2つ決めた。
✅ 利益額500円未満は買わない
1個あたりの利益が数百円だと、検品や梱包の手間に見合わない。副業の限られた時間を消耗するだけだ。
✅ 利益率15%未満は買わない
価格競争や返品が1件起きただけで、赤字に転落する。余白のない商品は事故に耐えられない。
この2つを守るだけで、赤字仕入れはほとんど消える。
なお「そもそも仕入れで在庫を抱えるのが怖い」という方は、【資金ゼロから月10万】在庫リスクなしで勝ち抜くための完全ロードマップ を先に読んでほしい。
売れてから仕入れる形なら、そもそも27個の不良在庫は生まれない。
疲れているのは、あなたのせいではない

私は会社員時代、1日14時間労働・月休2日という環境で副業を始めた。
そんな状態でも3ヶ月で本業の収入を超えられたのは、才能があったからではない。感覚を捨てて、数字に従っただけだ。
せどりで培ったリサーチ力は、決して無駄にならない。
「売れているデータを読む」という筋肉は、中国輸入でもそのまま使える。
変えるのは、仕入れ先だけでいい。
もっと早く知ってほしかった、と相談を受けるたびに思う。
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それでは!


