このブログを読んでわかる事 |
✅売れるけど利益の低い商品販売を続けるべきか? ✅低利益商品を販売を継続するかの判断材料 ✅低利益商品の取り扱いをやめるメリット |
こんにちは、「人には教えたくない脱社畜マニュアル~手堅く稼げる中国輸入の極意~」著者、後藤寛です。
転売・せどりでも中国輸入自社ブランドでも、販売を続けていると「売れるけど利益の低い商品」を取り扱う時が来ます。
・毎月安定して売れるが、利益率が低い
・消費税など税金を引くと手元にお金がほとんど残らない
・広告費や保管料を加味すると利益が少ないかトントンになる
・不良品率や返品率が高い
先に言うと、利益が大して出ない商品を扱うメリットはありません。
多少の利益は出るかもしれませんが、その商品にリリースを割くより取扱をやめて利益率の高い商品をリサーチして販売したほうが確実にプラスになります。
ただ「利益が低いから」という理由だけで取り扱いをやめるのは早いです。
何故なら利益の低い商品があなたのブランド力を高めたり、高単価商品のフロント商品になっていて取り扱をやめた途端に売上が激減する事があります。
今回の記事では低単価商品販売の継続・撤退の5つの判断材料を紹介します。
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1,税金などの支払いを引いても十分な利益が取れるか
売上計算時、消費税などの税金を計算に入れていない人は意外と多いです。
ネットで商品が売れた場合、最低でも以下の費用が掛かります。
・プラットフォームへの手数料
・梱包量
・配送料
・人件費や外注費
・消費税や法人税などの各種税金
初心者の場合は手数料・送料は計算するけど梱包費用などが計算に入れない人も一定数います。
法人税は個人の場合はかからなくても確定申告で納税は行いますし、消費税は赤字だろうとかかるので注意しましょう。
配送代行やAmazonFBAを利用している場合は出荷手数料などがかかるため、外注費を含めると実は赤字というシャレにならない事態すらあり得ます。
また商品の管理や配送をするために時間が圧迫され、新規商品リサーチなど利益を生み出す作業ができずに機会損失が発生している事も考えられます。
商品が売れればお金が入ってくるので手放すのに勇気がいります。
しかし利益の低く手間ばかりかかる商品に固執していると、最悪破産まで突っ走る可能性があるので注意です。
2,いつまで利益を出し続けられるか
どんなに売れる商品であっても、いつか売れなくなる時が来ます。
・商品の上位版が販売されて型落ちになる
・材料が高騰や枯渇して製造できなくなる
・対応商品の新バージョンが出て需要激減(スマホケースなど)
食料や電池のような消耗品なら商品寿命は長く、イヤホンのような家電製品はすぐ新型出るので寿命は短いです。
すでに商品寿命が尽きた商品を販売してもジリ貧になるだけです。
逆に商品寿命が長い商品であれば商品を年単位で販売できるので、総合的な利益で見るとでかかったりします。
それが消耗品だったりすると実は会社の主力になる商品になったりします。
3,まとめ売り・セット販売ができる商品か
単体の利益は大したことなくても、まとめ売りやセット販売ができる商品なら話は別です。
例えば電池は売価は安くても消耗品なので、まとめて10個以上購入する顧客もいます。
特にネット販売は送料がかかるため、小さな商品は1個だけよりまとめて買ってもらった方が配送コストが安く済みます。
「長期販売×消耗品×まとめ買い」の組み合わせは低単価商品を高利益商品に変える魔法の計算式と言っていいでしょう。
ここにリピート購入が加わるとビジネスの安定性が加速度的にアップします。
4,ブランド商品の場合、今後ブランドを伸ばす価値のある商品か
自社ブランド商品を扱っている場合、その商品がブランド力アップに貢献しているかどうかも重要です。
転売やせどりと違って、ブランドはいかに顧客にブランドの魅力を伝えてファンになってもらうかも重要になります。
低単価・低利益であっても品質が良くて顧客が手に取りやすく、「○○を買うならこのブランド!」と言ってもらえるなら販売を続けるべきです。
顧客の信頼を得られる商品が5の特徴を持っている場合、もはや辞める理由がなくなります。
5,バックエンド商品の売上に繋がるフロントエンド商品か?
フロントエンド商品とは「集客商品」の事で、顧客が最初に興味を持ったり購入する商品の事です。
バッグエンド商品は「収益商品」の事で、フロントエンド商品でファンになった顧客が購入してくれる高利益商品になります。
つまりフロントエンド商品で顧客を集めて、バックエンド商品で利益を確保するのがビジネスの基本戦略です。
例えばコスメ・美容事業は最初に格安のサプリや施術を行ってまず利用してもらい、魅力を知ってもらってからバックエンド商品を紹介して利益に繋げています。
低利益商品がフロントエンド商品になっていた場合、取り扱いをやめるとバックエンド商品の売上に繋がらなくなり、結果全体の売上が激減する事になります。
うっかりフロントエンド商品をなくさないよう、自社ブランド販売者は特に注意して判断しましょう。
最後に
・利益率が低い商品は取り扱わない方がいい
・まとめ買いや消耗品の場合は総合的に見て利益が大きい事があるので要検討
・ブランドのフロントエンド商品(集客商品)の場合は残しておくべき
いかがでしたか?
利益率の低い商品は手間ばかりかかるので、基本的には取り扱いをやめた方がいいです。
しかしまとめ買いが多かったり、フロントエンド商品など利益以外のメリットがある場合は販売を継続すべきです。
いずれにせよ過去のデータを見直して判断を行うようにしてください。
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